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まちアート3丁目

Author:まちアート3丁目
【photo】 - NICUのびっこより -

ひとつのモノを、いろんな視点で楽しみたい。そこには、発見・笑いあり!こども心い~っぱいの、わたしん家です。

家の近所に畑を借りて、ぼちぼち野菜作りを楽しんでいます。実家の田んぼもやってます。
田んぼや畑には、たくさんの生き物がすんでいます。
ありがたい・命をいただいています!

◇ - 『tennen』 - ◇
・open:月・火・水 10:00~16:00 (※祝日は、お休み)
・tel:  090-5696-3552

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殿敷 侃 -赤と黒の記憶- 
殿敷 侃 -赤と黒の記憶-

~7月13日(本日)まで 山口県立美術コレクション展で開催中の、
『殿敷 侃 (トノシキタダシ) -赤と黒の記憶-』 に行ってきました。
知り合いから 「ぜひ見てほしい」 と薦められていた展覧会。
・・・知り合いに感謝、行ってよかったです。

私は山口県に住んでいながら、これまで 殿敷 侃 という作家さんを知りませんでした。
被爆された方の作品・・・ と聞いていたので
広島・油絵・赤・きのこ雲????私なりのイメージをもっていきました。
そこでみたのは、すごいエネルギー。
「こんな人が山口県にいたなんて・・・」 ちょっと深い意味での感激です。
そこには、油絵・版画(エッジング・シルクスクリーン)・ドローイング・作品の写真・動画など
約50点が展示されていました。

1Fの作品は、物静かに・そしてフツフツとこみ上げる何か・・・。

・映像
一番エネルギーを感じたのは、2Fに置いてある TVから流れる映像でした。
福岡にあるギャラリーの空間を、赤一色、手にたっぷりとつけて表現する姿。
ちょっぴり怖さも感じる。
そんな、もうこの世の人ではない、殿敷さんの声を聞きました。

もちろん、ほかの作品から感じるものも多かったんですよ。
集積された 点や線 からは、その時に費やされた時間や執念を感じました。

でも やっぱり強いエネルギーを感じさせたのは、この映像。
ここでは、作品が出来上がるまでのプロセスを4本分記録し、TV用にまとめられていました。
主に晩年・制作してきたインスタレーション(立体?)作品です。 (時間にして15分程度?)

最初は、何がはじまるのだろうか・・・とわからずに見ていたけれど、
しだいに形になってきます。
普通に生活している場所で、モノ(廃材)が形になっていく。
タイヤ、家電製品、漂流物のゴミ等・・・。
見えていなかったモノの存在が、そこに現れる。

この、制作中の殿敷さんの表情がとってもいい!
話をしているときは普通の人なんだけど、制作の顔になると、
世界がかわったように動き始める。
とどまることがない。 動く・動く。
・・・ただ、強いイメージと感性・体の思うままに表現している。

フッと思ってみると、1Fで見た 集積された線 のように、
グルグルと とどまることなく、本人が動いているようにも見えました。

今から、20年前のコト(映像)です。
もう20年!? (時代は、昭和から平成に変わったばかり)
私はこの頃、自分のことしか見えていない若かりし学生です。
社会にむかって、こんな風に表現する人が山口にいたということがすごいです!
保守的だといわれるまちに、前衛的な躍動感あり!
また、山口県立美術館の前に、捨てられたタイヤが積み上げられた。
20年前にそんなことができる美術館が、すごい。

逆にショックを受けたコトもありました。
「・・・今も20年前と変わっていないんだ~」 と、気づいたことです。
あれだけ、環境だ~エコだ~といっているのに、社会は何も変わっていない。
そして私たちの意識も・・・。
ここにある作品は、現代でも訴えかけることができるパワフルな作品だと思いました。

「戦争がきっかけで、急速に文明が発達し、文明におかしくされてしまったんですよ・・・」そんな殿敷さんの声が聞こえてくるのは、まさしにTV。

皮肉だけれど、文明があったからこそ殿敷さんの声を聞くことができ、
20年前の作品を こうして私たちが見ることができる。
どこかねじまがっている社会を、美術館から感じることができるコトも
不思議でたまらない気がしました。
 「アートって何なんだろう・・・。」 エネルギーの塊???

つらつらと、なんとなく描きましたが、とにかく私にとっては驚きの展覧会でした。
感じたものがあるけれど、うまく言葉にかけません。。
そのまんまの文章ですが、お許しください。
展覧会を薦めてくださった方に、感謝します。


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アートを楽しもう! | 08:17:14

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