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投稿日:2009-01-07 Wed
黒五郎 『ひろしさん家』 の新年会 -宇部市-
1月4日、宇部市黒五朗(山口市内から車で1時間)にある 『ひろしさん家』 の新年会に行ってきました。
私の知っているひろしさんは、ジャンベの奏者であり、竹炭をつくっている人です。
滋賀県に住んでいたひろしさんは、ご縁があって山奥の黒五郎という場所に家を借り
田舎での暮らしを楽しみながら、生活しています。
この日は、ひろしさんを訪ねていろんな人がやってくるということで、
お友達に連れられて行きました。
車はずんずん山奥へ進む。
まだ奥へいくの?というくねくね道を通り抜け、たどり着いた場所黒五郎。
そこは、山間にある7軒の集落です。
「上には、85歳のおばあちゃんが一人暮らししているよ。」
思わず 「え~、こんな田舎で一人暮らししているの!!」 そんな会話からはじまった。


さっきまで山にあった竹を使ってつくった、竹の碗
そこでみた生活は、まさに田舎暮らし。 数十年前の世界にタイムスリップした感覚です。
基本は、自給自足。 もちろんガスはなく、料理をするときは薪をくべる。
かまで炊くご飯はおいしくて、家の中にある小さな薪ストーブでコトコト鍋料理。
時々、竹でフーフー息を吹きかけ、火力を調整。 この薪のにおいが懐かしい気がします。
寒いときは火鉢をいれる。 ちょっと自分が厚着をすればあったかいネ。
そんな場所へ、一品持ち寄りの料理とたくさんの人が市内外からやってきました。
遠くは、京都からのお客様。 これが酢をつかってシャンプーをするという美容師さん。
「お風呂に入るときは石鹸はつかわないよ~。」 ってあっさり。
長い髪はつやつやで、すっぴんなのに色白でお肌がもちもち・・・・そして良く動く!
暮らしにくい場所にひかれて、旅をしているんだそうです。
そばにいるだけで、とっても強いエネルギーを感じました。

持ち寄りの手作り料理
他にも愉快な人がいっぱい!
仕事をやめて、新しく自分の世界を開いた人。天然酵母でパンを焼く一家。
自給自足の生活を目指す人。田舎でカフェを開く人。アートを楽しんでいる人etc・・・・。
いろんな人がいるんだけれど、共通していることは一つ。
人にやさしく・環境にやさしい生活をしたいと思っている人ばかり。
無添加無農薬の食物にこだわり、食の部分から自らの健康を考える。
そのカラダのことを考えたとき、地球の環境もよくなる。
薬をつかわなくても、自然界の原理を知り 愛情をもって育てれば、食物は育つのだ!!
一番の健康をもたらしてくれるものは、ものづくりへの“愛情”なのだそうです。
便利だ・安いと思って買っているモノは、大量生産でレールにのって淡々と作られていく。
気がつけば、季節なんて関係なく何でも手に入る世の中だ。
こんなモノには、愛情なんてないよな・・・・・。
そんなことに気づかせてくれる、みなさんの愛情いっぱいの手作り料理をいただきながら、
しばし田舎の風景に囲まれて、話のはずむ時間でした!!
最後にみんなで歌を歌いました♪
はじめましての人が顔をならべて、食を楽しみ、音を楽しむ。
お金お金という時代は終わり、これからはやっぱり人と人との絆が必要なんだと思う。
一人では生きていけない。
「そうだねって」 ってお互いのことを認め合い、
いい意味で刺激しあって お互いに成長していける世の中でありたいと願います。
田舎は、教えてくれる。
そんなことに早くから気づいて、この黒五郎にやってきたひろしさんは、すごいなぁ!
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